『人生のしまい方』〜美しく自分らしい生き方

これからの人生設計(ライフプラン・ファイナンシャルプラン)

老リタイア後の人生設計(ライフプラン)は、とっても大切だろうと思います。私の場合、会社を辞めた時には仕事探し、自分探し、何から手を付けていいのか全く分かりませんでした・・・そこで、私は、今までの人生を「ご破算で願いましては~」にして、ゼロスタートとして、ライフプランを作り直してみようと考えました。

【資料】一般的な労働時間と余暇時間の対比をしてみました。

20歳から働き始めて60歳で定年した場合の労働時間は…
 2,000(年間労働時間)x 40年間 = 80,000時間

60歳から80歳まで生きたとした場合の余暇時間(何もしていない時間…)
 (11時間(*注-1) x 365日)x 20年間 = 80,000時間
 (*注-1)総務省が定年者に調査した1日の平均余暇時間

この数字を見たとき大変驚きました。リタイア後のライフプランが大切であることと同時に自分自身の人生で最も重要な時間帯であることにも気がついた訳です。

私のライフプランは、終身現役です。その考え方を実現するために2003年12月に会社を立ち上げました。その会社が60歳までに自分の給料が出せる会社にしておきたい、その後は、身の丈で終身働けることが出来れば幸い程度でした。

ライフプランといっても、個人個人ライフサイクルは違うわけですし家庭状況も違うわけですからひとことで済ませる問題ではありません。しかし、リタイア後に20年間、80,000時間があることはすでに見えてきたわけですから、この時間を充実させることによって満足できる人生になるかも知れません。

当然、リタイア後のライフプランのベースは、経済基盤ということになります。一つ目に公的年金、二つ目に企業付加としての退職金や企業年金、三つ目には自助努力として個人年金やその他の財産形成が考えられます。

<ある生命保険会社が試算し発表した老後資金では>
毎月の生活関連費約38万円x12ヶ月x20年間=約9,000万円が必要としています。生命保険会社が、個人年金商品を始めとする自社商品を販売するための試算でしかありません。なぜならば、年を取っていき食も細くなり、友人との付き合いも遠くなり、それでも元気な頃と同じ生活費が必要という訳です。私たちにとっては何か納得できない試算ですネ・・・

ところでリタイア後、生命保険の見直しをされましたか?

私も会社を辞めてから直ぐに生命保険の見直しをしました。
死亡時の保険金の厚い一般の生命保険から医療費保険金の厚い保険に変えました。これからの心配は、病気入院・治療費にお金がかかることで、万一の時には、お葬式費用さえあれば充分と考えました。
リタイア後のライフプランのベースである経済基盤を考える手始めは、生命保険の見直しかもしれませんネ・・・

ライフプランを創る上での重要な家庭の経済についての相談は、ファイナンシャル・プランナーが専門です。

Page Top

事前の用意が迷惑をかけないことに!

突然、こんな話を書いて失礼と思いますが、人生には「三つの真実」があると言われています
その一は、かならず終わりがやってくる人生=(人はかならず死ぬ)
その二は、ただ一度かぎり我々に与えられた人生=(人生はただ一度しかない)
その三は、いつ終わりがやってくるか分からない人生=(人はいつ死ぬか分からない)

『人生のしまい方』を考えた発端は、人生の「三つの真実」を知ったときからでした。それに加えて高齢者の方々の「自分らしく人生の終焉を迎えたい」、「迷惑をかけずに逝きたい」という言葉でした。
『人生のしまい方』=『ライフ・クリエイティブ』
自分自身の最期のステージを如何に生きるか!です。人生の有終の美を見つめながら、迷惑をかけずに、綺麗に美しく締めくくる!

写真人生の終焉を考えながら、それまでの間を有意義に「充実した時間として、精一杯生ききる」ことが大切ではないかと考えています。
人は死という終着点があるから、人生を精一杯生きたいという思いが湧いてくるのではないかと思います。たまには立ち止まって、今の自分の人生の「とき」を見つめてみると、そこからまた新たな方向が見えてくるのではないでしょうか
『人生のしまい方』の基本は、自分の人生の終焉に向かって「美しく自分らしく生きる」、「生き切っていく」という生き方ではないでしょうか。

Page Top

四角事前の用意として…

  • 【段取り:その1】

  • ダイヤまず始めに死について考えてみませんか!


哲学的な「死生学」本、お葬式常識本、死後の手続き本等々、色々な書物が出されています。その本を読むことから始めていますが、その本の一つに元上智大学教授のドイツ人アルフォンス・デーケン氏の「生と死の教育」があります。その中で「デス・エデュケーション」という事が書かれています。私も初めて知った訳ですが、宗教観の違いもあることと思いますが参考になるものと思います。(アルフォンス・デーケン著「生と死の教育」から)

(1) 「手放すこころ」=財産や物への執着を断って、前向きにシンプルに生きていく。
(2) 「ゆるしと和解」=死を前にして他者と和解し精神的なわだかまりを残さないように心がける。
(3) 「感謝の表明」=周囲の多くの人々へ感謝を表す。
(4) 「さよならを告げる」=新たな旅への門出。きちんと別れの挨拶をしよう。
(5) 「遺言状の作成」=法律的に適正な遺言状を作っておく。最後の贈り物。
(6) 自分なりの葬儀方法を考え、それを周囲に伝えておく

普段から自分の葬儀についての希望や方法を周囲に伝えておく。

  • 【段取り:その2】

  • ダイヤ自分の中の思い出という宝探し


自らの幼年時代から現在までの人生を振り返ってみることから始めてみましょう。学生時代、仕事をしていた時代、楽しかったことや辛かったことを思い起こしてみることも、人生の終焉を迎える準備として大切ではないでしょうか…

  • 生まれたときから幼年期まで-いかがでしたか?
  • 生徒・学生時代-いかがでしたか?
  • 就職活動や仕事-いかがでしたか?
  • 初恋は-いかがでしたか?
  • 結婚・子どもの誕生-いかがでしたか?
  • 現在の生活-いかがですか?
  • 人生で最も輝いたときは-いかがでしたか?
  • 人生で最も辛かったときは-いかがでしたか?
  • 故郷の記憶-いかがですか?
  • 旅行で一番記憶に残ったところは-どこでしたか?
  • 趣味は-いかがですか?
  • 好きな音楽・絵画・書物-いかがですか?
  • 好きな食べ物、お酒など嗜好品は-いかがですか?
  • 人生訓は-いかがですか?
  • 自らの人生を振り返って-いかがですか?
  • 何に興味がありますか?

写真

  • 【段取り:その3】

  • ダイヤお葬式について何か考えていますか…


前項で、「自分なりにお葬式方法や考え方を周囲に伝えておく」と書きました。
もちろんご自分のお葬式について考えていますか?ということです。
最近になってお葬式に関する報道が増えてきています。葬儀社について、葬儀費用について、葬儀のやり方について・・・等々 それだけ一般消費者の方々が興味を持ち始めているのだと感じています。
一般的なお葬式は、基本的に棺に入った「ご遺体」のほかに「香炉」「燭台」「花立」があれば出来るといわれています。葬儀社が言うように「祭壇」がなければお葬式は出来ない、ということではありません。
ですから、お葬式は、自分自身の人生を振り返り、自分らしさを積み上げていく、私はこのことが大切なのではないこと考えます。

  • 【段取り:その4】

  • ダイヤ自分の身の回りを見つめ直してみませんか…


前項で、「手放すこころ」、「物へのこだわりを捨てて、前向きにシンプルに生きていく」と書きました。「身の回りを整理」することで残された人生を積極的に生きていくことが出来るように思います。では、どんなものが対象でしょうか?


  • 【段取り:その5】

  • ダイヤ自分の死後の手続きを見つめてみませんか…


写真前項で、遺言書を書く=法律的に適正な遺言状を作っておく。「最後の贈り物」と書きました。
遺言書は、最後の意思表示の出来るチャンスだと思います。不本意な人に自分の財産が渡ることもありませんし、遺された人たちのもめごとも回避できます。
相続=争族にならないようにしましょう。
遺言状には3種類あります。

【1】自筆証書遺言  【2】公正証書遺言  【3】秘密証書遺言
また、遺言書を書いておいたほうが良いと思われる場合は:

  • (1) 子どもがいないので、遺される妻に全財産を相続させたいとき。
  • (2) 特定の財産を自分の思うように指定配分したいとき。
  • (3) 特別に世話になった家族、親戚、友人の誰かに財産の一部を贈りたいとき。
  • (4) 内縁関係にある人に財産の一部を贈りたいとき。
  • (5) 孫にも財産の一部を贈りたいとき。
  • (6) 事業や農業を継続させるために財産の分散や細分化をしたくないとき。
  • (7) ある団体の資金の一部として寄付したいとき。

遺言のほかにも、死後には色々な事務手続きが必要になってきます。


Page Top

「トータル・アドバイザー不在」?

今まで「生きがいを持って人生を生きよう」、しかし「万一を想定して何か用意しよう」と書いてきました。人は色々と社会とかかわって生きてきている訳ですから、社会的な後始末もしなければなりません。
元気なときは、ライフプラン、ファイナンシャルプランが必要でしょう。これにはファイナンシャル・プランナー(FP)が専門家です。万一亡くなった場合、税金関係は税理士が専門家です。不動産等の名義変更は司法書士が専門家です。その他、行政書士、社会保険労務士等の専門家が必要になります。そうでないと遺された家族が複数の専門家と連絡を取り、同じ話を何度もしなければなりません。もし、自分一人で何もかもしようと思うと、揃える書類もバラバラで、市区町村の役場や、公証人役場、法務局、税務署など、別々の場所にすべて足を運ぶことになります。

また、元気なときも、亡くなった後も心の相談役として、カウンセラーやファミリーコーチが必要なときがあるかもしれません。当然、お葬式の相談や良心的な葬儀社も必要になるでしょう。
しかし、トータルに世話をする仕事をしている人は、残念ながら現在いません。
今、私は、トータルにサービスできるよう「専門家集団」を創ろうとしています。元気なとき・亡くなった後の問題を正面からとらえて、一緒に解決していける『トータル・アドバイザー』を目指しています。

Page Top